少年サンデーで連載されていたコミックMARのアニメ化作品。
メルヘン世界に憧れる中学生のギンタが異世界メルヘヴンに召喚され冒険を繰り広げるという内容です。
DVDシリーズは第1話~第52話までの第1期シリーズはメルヘヴンというタイトルで発売されていますが、第53話からの第2期シリーズはメルヘヴンZ(ツヴァイ)というタイトルで発売されていて、巻数も1巻から再カウントされています。
第56話「ドロシーが食べられた」では、ウォーゲームの第6戦目、ドロシーとピノキオンの戦いの話。
戦いの最中、ピノキオンが巨大な鯨のガーディアンファスティトカロンを召喚し、巨大な口でドロシーを丸呑みにしてしまいます。
「くっさ~、油断したわ。…それにしても、臭いわねぇ」
と文句を言いながら、ファスティトカロンの体内を、胃液に浮かぶ木の板を使って移動するドロシー。
すると、目の前にちゃぶ台でお茶を飲んでくつろいでいる人影を発見します。
話を聞くと、その人物はポコと名乗り、自分はファスティトカロンの住人だと言います。
ファスティトカロンの体内では自分の許可がないとARMの力は使えないと伝えるポコですが、自分は外に出ることを完全に諦めていて、ドロシーの説得にもまったく耳を貸しません。
なんとしても脱出したいドロシーは、あたりに落ちていたくわを使ってファスティトカロンの内壁を攻撃します。
しかし、内壁は硬く、くわはあっさりと折れて胃液に沈み、跳ね上がった胃液を浴びてドロシーの服の一部が溶けてしまいます。
それでもあきらめないドロシーの姿を見て、ポコはドロシーの力を信じて一緒に脱出する決意し、ドロシーのARMの力を解放し、ともに脱出します。
飲み込まれるシーンも一瞬で、体内の質感も洞窟のような感じになっていて、丸呑みシーンとしてはイマイチな印象です。
ただ、胃液によりドロシーの服が溶けるシーンが3回ほどありますので、そういったシーンが好きな方はチェックしてみるといいでしょう。
コミック版のMAR第11巻に同様のシーンがありますので、興味がある方はそちらも参照してみてください。
情報提供:HIRO様
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