花の"エサ"になる娘達

COMICネクロシスに掲載された、同人サークル幻想ストマックのタク氏による作品。
内容は、雨宿りのために洞窟に入り込んだ勇者たち一行が、そこに生息していた食人植物に襲われ、丸呑みにされるというもの。
ごく一部に出血を伴うシーンがありますが、グロテスクな描写ではありません。

表紙無しの全編白黒。
本編は全16ページ。

物語は、女性だけの勇者パーティが、雨宿りのために洞窟へ入り込むところから。
一行は、旅の疲れもあり、そこで一晩を明かすことに。

見張り役だった魔法使いの女性は、睡魔に襲われうとうととしていたところ、突然の叫び声で目を覚まします。
目を覚まし声のした方向に目をやると、巨大な植物に女戦士が頭から咥え込まれ、徐々に丸呑みにされている光景が。
魔法で助けようとしますが、植物の花粉による妨害効果で魔法は不発。
さらに、花粉を吸ってしまった女僧侶、女勇者の二人は眠ったまま目を覚まさず。

女戦士を丸呑みにし、お腹が大きく膨らんだ人食い植物は、次は眠ったままの僧侶を捕らえ丸呑みに。
さらに、もう一体の人食い植物が現れ、魔法使いまでもが捕らえられ、頭から徐々に丸呑みにされてしまいます。

植物の胃袋に相当する器官の中、全身を肉壁に締め付けられる魔法使い。
そのとき、残されていた勇者が目を覚まし、剣で斬りつけ人食い植物を撃破し、魔法使いは救出されます。

消化液まみれの魔法使いを抱えて逃げる女勇者。
逃げる途中で人食い植物の種を踏んだ女勇者は、急速に成長した種から現れた触手状のツタに捕らわれてしまいます。
自分のことは置いて逃げるように、魔法使いに告げた女勇者ですが、植物のツタにより締め付けられ、血を吹き出しながら圧死。

魔法使いだけは無事に脱出しますが、凄惨な体験から心を病んでしまいます。
さらに、服に付着していた植物の種が発芽し・・・というところで物語は終了します。

丸呑み関連シーンは以下の10ページ。

作者の過去作品同様、丸呑みをメインとした作品。
ごく一部に出血描写を含む作品ですが、内容的にはほぼ丸呑み。
作者の過去作品同様、女性キャラの胸が不自然に大きい、というちょっと変わった作風なので、そこは好みが分かれるか。

丸呑みシーンとしては、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
丸呑み作品を数多く手掛けるサークルの作品だけあり、丸呑み描写には非常に力を入れて作られております。
価格も低めに設定されており、同サークルの過去作品が好きな方ならば、丸呑みだけを目的としても問題なくオススメできる内容です。

DLsiteでは、サンプル画像2,3にて丸呑みシーンのページが公開されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。