正義のヒロイン姦獄ファイルVol.6

キルタイムコミュニケーションから発売されたアダルトアンソロジーコミック。
ヒロインのピンチ、敗北、凌辱をテーマにした作品集ヒロインピンチシリーズのリニューアル版第6号。
出血を伴うようなハードなリョナ描写はありません。
一部に、疑似的な排泄表現を含むため、苦手な方は注意してください。

内容は表紙のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、丸呑み系作品を数多く手掛けるいしみそ氏による「魔法オネエサン・プリンセスモモ」、そしてワス氏による「戦女神ティアウス」です。

魔法オネエサン・プリンセスモモ いしみそ

怪人シリスキーはモモを快楽で屈服させると宣言。
モモの身体をまさぐり、お尻から体内に侵入し始めます。
口を塞がれ、抵抗できないモモは、そのままシリスキーのいいようにされてしまいます。

シリスキーは完全に体内に侵入すると、まるで排泄するかのようにお尻から抜け出し、さらに再びお尻から侵入、という動作を繰り返し、モモに快楽を与えながら魔力を吸収していきます。
吸収した魔力により身体を肥大化させたシリスキーは、モモの身体から這い出すと、頭から覆いかぶさり、全身を取り込んでいきます。

全身をスライムに取り込まれ揉みくちゃにされながら、モモは快楽に堕ち、悪の姿へと変化してしまうところで物語は終了します。

戦女神ティアウス ワス

ムシバミの反応があった場所には、負傷者がいるだけで敵の姿は見えず。
しかし、その負傷者こそムシバミの化けた姿であり、油断したティアウスは気絶させられてしまいます。

ティアウスが目を覚ますと、肉壁の空間に触手で拘束され動きを封じられています。
ムシバミはここが自分の体内であること、これからティアウスを快楽堕ちさせ、その際に発生する負の感情を吸収することを説明。
ティアウスは触手責めに晒されていきます。

媚薬効果のある毒液を浴びながらも、必死に理性を保ち抵抗するティアウス。
そんな様子を見たムシバミは、ティアウスを触手で拘束したまま体外へ。
そこには、ムシバミの術により欲望が抑えられなくなった一般人たちが。

ティアウスは一般人たちの見ている前で触手責めにされながらも、高飛車な態度は崩さないティアウスですが、最終的には快楽に屈服。
その後、ティアウスは快楽の虜として一般人と淫行を重ねるようになってしまう、というところで物語は終了します。

商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、収録作品6本となかなかのボリューム感があります。
気丈なヒロインたちが屈服させられる、というシーンが好きな方にはオススメ。

「魔法オネエサン・プリンセスモモ」は、全身をスライムに取り込まれるというもので、丸呑みにされるまで、丸呑み後の体内のシーンと両方の描写があります。
お尻への責めが作品の主題となっており、丸呑みシーンの尺は短め。
ですが、丸呑み関連の同人誌を複数手掛ける作者の作品だけあり、丸呑み描写はしっかりと描かれております。

「戦女神ティアウス」は、気絶し目覚めたらすでに体内という展開なので、丸呑みにされるまでの描写はなし。
作品の主題は触手責めからの屈服、快楽堕ちというもの。
体内描写は肉壁空間に触手で捕らわれているだけで、味気ない展開です。

丸呑み展開が2本収録されている作品ではありますが、「戦女神ティアウス」は丸呑みとしては弱いので、実質丸呑み作品は1本といったところ。
丸呑みだけを目的とした場合でも楽しめるとは思いますが、尺が短く割高に感じられると思われます。

DLsiteで公開されているサンプル画像には、残念ながら丸呑みシーンのものは含まれていません。
ただし、作品の表紙としてプリンセスモモが丸呑みにされた後のシーンのイメージ画像が使用されております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。

ここで紹介した作品の単品販売版もあります。
魔法オネエサン・プリンセスモモ、戦女神ティアウスを参照ください。