くっ殺ヒロインズVol.14

キルタイムコミュニケーションのアンソロジーコミック。
くっ殺ヒロインというテーマになっておりますが、内容としてはヒロインの敗北全般を描いたものとなっております。
出血を伴うような痛々しい描写はありません。

内容は表紙、目次のみカラーで本編はすべてモノクロ。
6人の作家による作品が1本ずつ収録されております。
本項で紹介するのは、かカカカ氏による「オキザリ―触獄に残された少女―」です。

オキザリ―触獄に残された少女― かカカカ

今の戦力では勝てないと判断したフィーは、自分のことを置いて逃げるように促し、仲間たちはフィーを置いて救助を呼びに街へ。
一人残されたフィーは、触手たちに媚薬効果を浴びせられながら触手責めを受けることに。

ぎりぎりのところで、仲間が残していった魔法の道具を使い、何とか触手の群体を倒したフィー。
しかし、そこに触手モンスターの上位種である巨大なワームが現れ、フィーは再び拘束。
脳を弄られて快楽を増幅された状態で触手責めを受け、そのまま丸呑みにされてしまいます。

後日、仲間たちが救助隊を引き連れて到着。
巨大ワームの討伐に成功するものの、腹を裂いた中にいたのは、完全に快楽に堕ちて触手モンスターの子を生み出しているフィーの姿だった、というところで物語は終了します。

商用誌ということで、絵レベルは高め。
低めの価格設定の割に、なかなかのボリューム感があります。
気丈なヒロインたちが屈服させられる、戦うヒロインが敗北して酷い目にあう、ヒロインが石化させられる、などのシーンが好きな方にはオススメ。

丸呑みシーンとしては、一応丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
残念ながら触手責め中心の展開となっております。
丸呑みだけを目的とするには物足りないかと思われます。

DLsiteでは、サンプル画像10からオキザリのサンプルが公開されており、丸呑み過程のシーンも含まれております。
興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。