Sレア装備の似合う彼女などの作品を手掛けた近江のこ氏のコミック作品。
内容は、大魔導士ミストとその夫ポル君による指圧・マッサージを題材としたまったり系コメディ。
基本情報
魔王を倒した勇者の仲間・大魔導士ミストが街に現れたモンスター討伐などの事件を解決し帰宅。
家では、夫であるポル君に、マッサージの知識を交えながら指圧を受け、戦いの傷や疲れを癒される、というのが基本パターン。
マッサージをされるためミストが下着姿になるシーンがありますが、マッサージをするポル君に下心はなく、セクシー表現というよりも健康的な露出といった健全なものになっております。
どちらかというと、モンスターとの戦闘によるやられシーンが丸呑み、石化などのフェチ的なものが含まれております。
丸呑みシーン概要
丸呑みシーンがあるのは、ヤングドラゴンエイジVol.3、単行本1巻に収録の第4話「愛のヌメヌメマッサージで心も体もヌルヌル」。
いつものように魔物退治の依頼を受けたミストが、出現地点である鉱山に到着するところから。
そこにいたのは、巨大なカエルのモンスター。
ヌルヌルしたものが大の苦手なミストは身体が竦み、その場で動けなくなってしまいます。
カエルは長い舌を伸ばすと、ミストの身体を絡め取り、そのまま丸呑みに。
胃袋の中、全身をぬるぬるにされたミストはパニックを起こし、強烈な爆発魔法を発動。
辺り一面を焼け野原にしつつカエルを跡形もなく消し去ります。
後日、この事件のことを振り返ったミストは、夫のポル君の前でぬるぬる嫌いを克服することを宣言。
その言葉を受けたポル君は、苦手克服に協力するためマッサージにローションを使う、という流れになり、ミストは怯えながらも承諾します。
その後、全身をローションまみれにされ、カエルの体内を再現したという特殊なマッサージ法を受け、ミストはまるでカエルの胃袋の中にいるかのような映像が脳内再生され悶えていきます。
ミストはマッサージのおかげでぬるぬる嫌いを克服・・・したかに見えましたが、やはりカエル嫌いは治らず、というところでこのエピソードは終了します。
丸呑み関連ページ
丸呑み関連シーンは以下の4ページ。
- ミストが巨大カエルの舌に全身を絡めとられるシーン
- カエルの口元からミストの両脚だけがはみ出している、胃袋の中で胃液まみれにされているシーン
- 特殊なマッサージを受けているミストがカエルの胃袋内にいるように錯覚するイメージ映像シーンが2ページ
総評
マッサージがテーマというちょっと変わった内容の作品です。
メインのマッサージ部分はいやらしさはなく健康的な雰囲気ですが、作者の過去作品同様ヒロインがモンスターにやられる表現に関してはかなりこだわりが感じられます。
ですが、作品名にあるとおり、ヒロインはかなり強い設定なことと、マッサージが作品の主題なことなので、そこまで深いピンチ描写はありません。
丸呑みシーンとしては、丸呑みにされる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
丸呑み表現に強いこだわりを持つ作者の作品なだけあり、本作もかなり力を入れて描かれております。
実際に丸呑みにされているシーンの他、マッサージを受けている間もイメージ映像として体内描写があるため、尺は長め。
丸呑みシーンの雰囲気としては、過去作品に近いものなので、過去作品のファンならば問題なく楽しめる作品でしょう。
サンプル画像など
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丸呑みシーンは含まれておりませんが、作品の雰囲気はつかめるので、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。
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