丸呑みデータベース
このページの更新日:2021/10/04

スーサイドガール


出版社
となりのヤングジャンプ
巻数発売年
3巻2021
作者サイズ
中山敦支
モンスター名キャラクター名
フォビア星(きらり)
夕空(あかね)
解説

中山敦支氏のとなりのヤングジャンプ連載作品。
内容は、少女たちがスーサイドガールと呼ばれる変身ヒロインとなり、人の心に憑りつき自殺に誘う悪魔「フォビア」と戦う、というもの。
作品タイトルにスーサイド(自殺)とある通り、自殺をテーマにした作品で、ホラーっぽい描写や、戦闘シーンでは少しグロテスクな表現を含むため、苦手な方は注意してください。


3巻収録の11話は、3人目のスーサイドガールとなった夕空(あかね)を軸としたストーリー。
きらりのことを、自分と一緒に死んでくれる存在=運命の人と認識したヤンデレ気味な少女・夕空(あかね)。
あかねはスーサイドガールとなり、きらりを薬で眠らせて連れ去ります。

きらりを取り返そうと追う2人目のスーサイドガール満天(まんてん)と、あかねとの戦いになりますが、その最中に巨大な口を持つフォビアが乱入。
あかねはフォビアの突進を回避せず、気を失っているきらりを抱えたまま丸呑みにされてしまいます。

フォビアの体内で目を覚ましたきらりは、あかねが一緒に死ぬためにわざと呑まれたのだと理解。
そこで、なぜ一緒に死ぬための存在を求めるのか、というあかねの過去を知り、あかねを救うためにスーサイドガールに変身して脱出する、というところで11話は終了します。



作品タイトルにスーサイド(自殺)とある通り、センセーショナルなテーマを扱った作品です。
ですが、主人公の星(きらり)が底抜けに明るい性格なので、作品全体としてはダーク過ぎないようにうまく中和されている印象です。
そのあたりは、同作者の過去作品うらたろうと似たところでしょうか。
絵のレベルは高めですが、独特の雰囲気の画風なので、万人受けはしづらいか。

丸呑みシーンとしては、呑まれる過程、丸呑み後の体内描写の両方の要素あり。
ですが、呑まれる過程は一瞬で、体内描写が中心。
ですが、尺が短めであり、丸呑みだけを目的とするには物足りないかと。
うらたろうのときと同様、体内シーンは力を入れて描かれているだけに、惜しいと思わせる作品です。


以下、掲示板より抜粋

となりのヤングジャンプで2021年1月19日に更新された『スーサイドガール』第11話「愛する2人の場所」で女の子2人が化け物に呑み込まれていました。
体内描写あり。捕食者が巨大なのでキツキツな感じではないです。